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東京都練馬区の歴史
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所在地 練馬区田柄5-8

練馬区指定有形文化財
 相原家薬医門



 通称「南部の赤門」と呼ばれるこの門は、万延元年(1860)に再建されたものです。切妻破風造り、茅葺きの薬医門で、建築当初は木部全体に紅殻が塗られていました。江戸時代の建築様式が伝えられる貴重な建物です。
 相原家は奥州盛岡(岩手県盛岡市周辺)の大名であった南部侯とも関係があったと伝えられています。門の修理の際見つかった再建棟札には、相原家当主の源左衛門とともに南部藩御用人並びに御目付の目時隆之進の名が記されていました。また、土支田村明細帳、享保4年(1719)の古文書にも、南部侯の領地がこの付近にあったことが記されており、南部侯との関係が検証されます。
 平成13年(2001)3月 練馬区教育委員会

 
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