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東京都練馬区の歴史
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所在地 練馬区春日町4-16

練馬大根の碑
 練馬といえば大根、大根といえば練馬といわれるほど、練馬の名は、大根によって、人々に親しまれてきました。
 練馬大根のはじまりについては、将軍徳川綱吉が尾張(愛知県)から種子をとりよせ、百姓大木金兵衛に作らせたとか、上練馬村の百姓又六が作り出したとかの、話が伝えられています。
 江戸の発展、さらに東京都なって、大量の大根が作られるようになりました。練馬大根の沢庵漬けは、特産として全国的に有名になりました。これを記念して昭和16年(1941)4月に建てられたのが、この大根碑です。
 練馬大根の品種改良と普及育成に生涯をささげた鹿島安太郎翁の顕彰碑も、これと並んで昭和40年(1965)4月に建てられました。
 この奥の練月山愛染院は、真言宗の寺です。江戸時代に寺領二十石を与えられました。境内の、沢庵石を磁石とした鐘楼には、元禄14年(1701)鋳造の梵鐘が残されています。
 平成2年(1990)10月 練馬区教育委員会


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