東京都練馬区の歴史
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 所在地 練馬区春日町4-17-1 愛染院 愛染院は、練月山愛染院観音寺といい、真言宗豊山派(豊島88ヶ所第26番札所)の寺院で、本尊は愛染明王です。 縁起によると永享9年(1437)能円房尊岳が尾崎の地(現在の春日小学校付近)に開いた寺で、寛永年間(1624~1644)に権大僧都尊智によって現在地に移され、中興したといわれます。 江戸時代には十二石余の朱印地がありました。慶安2年(1649)の徳川家光朱印状をはじめとして、徳川将軍家が愛染院の寺領と同寺管理の若宮八幡(現八幡神社・高松)の社領八石を安堵した朱印状が残されています。 また寛政年間(1789~1801)の火災により、元禄10年(1697)の山門と元禄14年(1701)の梵鐘を残して建造物はことごとく焼失したといいます。 明治の廃仏棄釈の際、末寺の成就院(向山)・高松寺(高松)・養福寺・泉蔵院(田柄)の4ヶ寺を当寺に合併しました。境内には、高松寺合併について記した明治25年(1892)の宝篋院塔があります。この他、弘法大師座像(木像)などの仏像が所蔵されており、境内には、西山稲荷祠や六地蔵(元文4年〔1739〕)をはじめ弘法大師1千年供養塔、敷石供養碑など数多くの石造物があります。 昭和55年(1980)11月、3年の歳月を費やし本堂・大師堂・表書院・鐘楼・稲荷社・山門など諸堂伽藍が完成し、入仏落慶法要が盛大に挙行されました。 ◆練馬区指定・登録有形文化財 「愛染院の梵鐘」平成18年(2006)2月登録 「愛染院文書」平成20年(2008)1月登録 平成22年(2010)1月指定 平成22年(2010)3月 練馬区教育委員会 西山稲荷大明神 PR |
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永山
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