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東京都練馬区の歴史
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所在地 練馬区高松3-19

  御嶽神社
 当社の祭神は国常立尊・大己貴命・少彦名尊の三神で、木曽御嶽神社の分霊を勧請したものです。
 新たな道が開けて木曽御嶽山への登拝が容易になったのは、天明(1781~)の頃からといいます。その後、江戸を中心に御嶽講をまとめ、信仰を広めたのは一山行者です。その一山行者を講祖に祭る一山社が境内にあります。また明治11年(1878)当社を創いた小沢林蔵君碑、及び氏を初代とする一山講先達の碑もあります。



 むかし、ここから約150メートル北、富士街道沿いに高松寺という真言宗の寺がありました。明治初年廃寺となり、墓地は愛染院に合併され、本尊の薬師如来はその時当地に移されました。御嶽神社・薬師如来記念碑は神仏分離後のものとして珍しいものです。



 鳥居脇の石仁王二体は宝永3年(1706)伊賀忍者の頭領服部半蔵が高松寺へ寄進したものです。背面に半蔵の銘が見えます。伊賀衆は、幕末まで橋戸村(現在の大泉町)を領地としていました。当地は江戸屋敷(四谷伊賀町)と領地橋戸村との往還にあたっていました。
 昭和60年(1985)3月 練馬区教育委員会



 境内には『服部半蔵奉納の仁王像』があります。
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