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東京都練馬区の歴史
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所在地 練馬区氷川台3-14-26 (荘厳寺)

 光明真言塔
 この塔は、当寺第10代玉智上人が住職の折り、寛延元年(1748)11月1日に、当地に住んでいた人たち175人によって立てられたものです。
 上部に書いてある梵字は、光明真言で
■■
と読みます。この真言のいみは、あらまし次のようなことです。

おん        心をこめてお祈りします
あぼきゃ     この世のみち溢れている
べいろしゃのう  すばらしい命の輝きよ
まかぼだら     限りない、その働きよ
まに        智慧を表わす宝の珠と
はんどま      慈悲を表わす蓮の花との
じんばら      救いの光明を
はらばりたや   さしのべて下さい
うん        どうぞお願いします。
 光明真言は、大日如来の真言とも、一切諸仏の総呪とも言われ、人間の罪を消滅し、病まいを除き、智慧と長寿と福徳をもたらす功徳が、古くから熱心に信仰されて来ました。
 この塔には、その光明真言を一億へんお唱えした記念に建立するということばが刻まれています。一人あたり実に五十七万ぺんも唱えたことになります。昔の人の信仰心の深さが偲ばれることです。
 時代は変っても、人の世の真実は一つです。どうか皆さまも、身心に吉祥の光を頂ける功徳を固く信じ、心をこめて光明真言をお唱え下さるようおすすめいたします。  合掌
 平成元年(1989)夏 医王山第25代住職 塚田晃信 
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